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第九章 今に残る紀州海民の足跡

9−6:木国会のこと

紀州海民の活躍の足跡として現代まで残っているのは木国会という会の存在でしょう。

それは江戸時代に紀州から銚子に移住して、漁法や漁港の整備、醤油の製法などを伝え、銚子の発展を担った人々の子孫たちの親睦団体です。

明治三一年に結成され、 会員数約二五〇名、会長は浜口道夫氏(ヤマサ醤油社長)、毎年五月五日に妙福寺境内にある「紀国人移住碑」の前に集まり、先祖の遺徳を偲び、銚子のために働く誓いを新たにしているそうです。




   
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